2022-10-17
10代の女性患者さんは、何度も脱毛する抗ヒスタミン剤であるアレロックやケトチフェンを投与されて、円形脱毛症を発症し、結局、汎発性脱毛までに悪化しました(写真、治療前)。お母様に、円形脱毛症の既往がありました。皮膚科治療は、もちろんムダでした。当クリニックに来院されて、IGF-1を増やす治療を開始すると、重症の汎発性脱毛とはいえ、産毛が増えて、治療1年4ヵ月後には、髪の毛が、正常の50%にまで回復しました(写真)。ところが、お子様の治療中の円形脱毛症再発あるあるの夏休み飲み忘れで再発し、また、汎発性脱毛からの治療になりました。今回は、途中からウルソなどを併用し、再び、改善してきました(写真、治療3年4ヵ月後)。お母様は、”毛が生えていないところがはっきりしてきました”と地肌と髪の毛の量の比が逆転したことを感じておられました。汎発性脱毛では、飲み忘れがなくても、再発することはあります。しかし、IGF-1を増やす治療は、世界で唯一の重症円形脱毛症を改善する治療ですので、再度の治療で、また改善します。勿論、飲み忘れなしでの話です。