2022-09-27
30代の男性患者さんは、ロキソニンを飲んで、ロキソニンテープを貼って、円形脱毛症を発症しました。はじめは2ヵ所の脱毛斑でしたが、総合病院の皮膚科を受診して、脱毛薬ビラノアを処方され、全頭脱毛になりました(図)。皮膚科の円形脱毛症診療ガイドラインには、ビラノアなどの抗アレルギー剤の使用が勧められています(図)。治療する皮膚科のお医者さんは、機械的にこのガイドライン通りに治療します。それで、良くならなくても”知らんぞ”ということです。また、この診療ガイドラインの下の方には、カツラが勧められています。治療する前から、敗北宣言したようなガイドラインです。この男性患者さんは、困り果てて、当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療を受けられ、産毛が生えてきて、治療1年5ヵ月後には、生えてきた毛が成熟して、艶がでてきました(写真)。ここで、このように言われました。この診療ガイドラインがある限り、このような患者さんは、今日も日本のどこかで出てきています。そして、途方に暮れているでしょう。クオリティーの低い診療ガイドラインです。