2022-09-06
関東地方在住の10代の女性患者さんは、花粉症で脱毛薬アレロックを服用して、円形脱毛症を発症しました。自然に改善していたところに、皮膚科でまたアレロックを処方され、円形脱毛症が悪化しました。円形脱毛症を起こした皮膚科で、円形脱毛症を治療していると、診察まで3時間またされたあげく、診察では、ろくに診察もしないで、ステロイドの塗り薬を出されるだけでした。患者さんのお母様がキレました(図)。そして、当クリニックに来院されました。カプサイシンとイソフラボンのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1を増やす治療を開始すると、アレロックで傷んだ毛が大量に生え変わり、蛇行性脱毛からの治療スタートになりました(写真、治療1年5ヵ月後)。蛇行性脱毛も、汎発性脱毛と同じくらい重症です。治るのが早い患者さんでは、2~3年で完治しますが、この患者さんの場合、かなりの毛の生え変わりが起きて、治療4年10ヵ月で、ほぼ生え揃いました(写真)。まだ、一部では、生え揃っていない部分はあるものの、順調に改善しています。この患者さんの経過も、皮膚科円形脱毛症治療あるあるでした。アレロックの成分は、オロパタジンと言います。これ(パタノール点眼液という名前の目薬)を目に入れても、ひどい脱毛が起きます。本当に怖い成分
です。