名古屋Kクリニック

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脱毛症の種類とその症状、および原因

円形脱毛症・全頭脱毛症・汎発性脱毛症

【症状】
自覚症状など何も無く、ある日突然、頭にコイン大の脱毛部分が現れます(円形脱毛症)。
また、脱毛部分がさらに広がり、広汎な脱毛を引き起こすこともあります(多発型の円形脱毛症)。さらに重症である場合は、頭髪全体が抜ける場合(全頭脱毛症)、
さらに眉毛、まつ毛、陰毛や体毛など、ほぼ全身の毛が抜ける場合(汎発性脱毛症)もあります。単発の円形脱毛症は、自然に治ることもありますが、多発型の円形脱毛症や全頭脱毛症は、いったん発毛しても、再発を繰り返すことが多く、治癒後5年以内に、約40%が再発するといわれています。発症する年齢も幅広く、小児から大人までで、多発型の円形脱毛症、全頭脱毛症、および汎発性脱毛症では、これまでの治療法では十分な効果が認められない場合が多い様です。


【原因】
1)免疫異常 毛根へリンパ球が、集まって、自分の毛根を攻撃することから起こります。しかし、その原因の詳細についてはまだよくわかっていません。

2)精神的ストレスによって、単発の円形脱毛症が起こることがありますが、重症の円形脱毛症などでは、ストレスが関係していない場合が多いようです。