名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2022-06-15

米国FDAが円形脱毛症の新薬承認、どんなクスリ?

バリシチニブという薬がそれです。基本的には、炎症を強く抑える薬で、根治薬ではなく、症状だけを軽くする対症療法薬です。免疫反応には、正常のものと、円形脱毛症などの原因となる異常な免疫である自己免疫があります。ステロイドは、両方を抑えるので、免疫抑制や特有の怖い副作用があっても、毛が生えてくることがあります。しかし、中止すれば、リバウンドで、治療前よりも悪化してしまうこともあり(図)、結局、円形脱毛症は治りません。今回の新薬は、ステロイドよりも炎症反応を抑える作用を強くしているので、ステロイド特有の副作用はなく、自己免疫も強く抑えるので、毛が生えてくる確率はステロイドよりも高くなります。だから、認可されたのでしょう。しかし、ステロイドよりも、正常免疫を抑える作用も強いので、免疫抑制も強く、多くの人たちが潜在感染している結核が顕在化してくることがあるほどです(図)。投与中止で、リバウンドによる悪化も起こりえます。値段も高く、1日1錠2700円ほどなので、1ヵ月に8万円ほどの薬代になります。皮膚科のお医者さんは、この新薬に大いに期待して、円形脱毛症の患者さんの会などで、声を大にして効果を喧伝しているようです。しかし、ふたを開ければ、結局、毛は生えても治らないというステロイドと同じ末路をたどるでしょう。免疫抑制で、結核の顕在化、ウイルス感染やがんにかかってはたまりません。これらに比べて、IGF-1を増やす治療では、IGF-1の自己免疫のみを抑制して、正常の免疫反応は高めるという効果で、副作用なく、円形脱毛症は治癒することになります。この新薬による治療、高いお金を払ってまで、受けるものではないですね。円形脱毛症 病院