名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2022-05-02

発熱よりも怖い低体温!

当クリニックでは、外来診察時必ず体温測定を行っています。脱毛症治療での体温測定は、あまり意味がないと考える人もいるかもしれません。体温測定の目的は、発熱よりも、低体温(36.6℃未満)がないかを確認するためです。体温は、自律神経の働きを良く反映するので、もともと低体温であった患者さんや、急に体温が下がってきた患者さんでは、睡眠や運動などの自律神経のリズムを整えるための生活指導を行います。脱毛症の患者さんは、低体温が多く、低体温がある場合は、治療効果が発現するのも遅くなります。しかし、IGF-1を増やす治療を続けていると、徐々に体温は上がってきます。40代の男性型脱毛症の患者様は、カプサイシンなどのサプリメントとアボルブで、7年間治療を受けていました。男性型脱毛症は、円形脱毛症と違って、発症機序が単純で、IGF-1を増やす治療で、ほぼ全例に効果がでてきます。たとえば、写真左上の50代の男性型脱毛症の患者さんは、治療7年で、別人の頭のように改善しています。しかし、40代の患者様は、治療7年たっても、他の患者さんに比べて、改善があまり著明でない印象をもっていました(写真)。体温は正常であったのですが、2020年に入って、急に低体温になってきました(図)。薄毛の方は、大きな変化はなかったのですが、2021年2月25日に、急性心筋梗塞を発症しました(図)。そして、治療を受けて、脱毛するランソプラゾールを服用し、治療中断とも相まって、2022年3月には、悪化しました(写真)。この患者様で見られるように、急性心筋梗塞を起こす1年前から、低体温になっており、自律神経の働きが悪くなっていたことが考えられます。ご自宅でも体温測定を行い、低体温が見られたら、サプリメントやセファランチンなどの飲み忘れを無くして、より規則正しい日常生活を送る心がけが必要です。事実、円形脱毛症の再発前には、体が冷えてきたと感じる患者さんは多いのです。円形脱毛症 病院