名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

  • 医療関係者の皆様へ
  • 資料請求
  • サイトマップ
  • アクセス

フリーダイヤル0120-196-826

カテゴリー

  • お知らせ
  • 脱毛症の種類とその症状、および原因
  • IGF-1育毛の症例写真
  • 「IGF-1育毛」のメカニズム
  • 「IGF-1育毛生活」豆知識
  • よくある質問

お知らせ

2022-04-27

患者様の声:”力むとカプサイシンの胃痛が強くなります”

20代の全頭脱毛の女性患者さんは、カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で産毛が増えてきました。そして、ある時に、”カプサイシンを飲んで力むと胃の痛みが強くなります”と言われました。これは事実です。カプサイシンを服用して、その後、力む(腹圧を高める)と、確かに胃の痛みが少し強くなります。この患者さんは、カプサイシン服用後の排便時に、胃痛を経験したのかもしれません。しかし、これは重要な意味を持ちます。この現象は、なぜ力むと排便が起こるのかということを説明する事実になるからです。深く考えないと、力むと大腸は、歯磨き粉のチューブのように、外から圧迫されることで、排便が起こるのだろうと考えてしまいますが、そうではありません(図)。腹圧が上がると、胃腸の組織の血流が低下するので、知覚神経が敏感になり、血流を増やそうとします。だから、カプサイシンを飲んで力むと胃痛が強くなるのです。知覚神経が敏感になると、IGF-1が増えますが、この過程で、プロスタグランジンという物質も増えてきます。プロスタグランジンは、胃腸の蠕動運動を活発にするので、便が下方に送られて、直腸に達すると、直腸を広げて、直腸の反射が起きて、排便します(図)。カプサイシンを飲んで、便秘が改善するのはこのためです。逆に、便秘の状態では、IGF-1が低下していると考えられ、抜け毛が増えるなどのほかに、免疫力も低下した状態であると考えられます。IGF-1には、炎症を抑える作用もあるので、大腸のIGF-1の低下、すなわち、便秘の状態は、大腸がん発症のリスクの高い状態とも言えます。常習性の便秘の患者さんは、慣れてしまい、あまり不快に感じてない人も多いのですが、実は、体は危険な状態にあるのです。円形脱毛症 病院