2022-04-19
関西地方在住の20代の男性患者様は、円形脱毛症を発症した後に、鼻炎があり、脱毛成分入りのアネトンアルメディ鼻炎錠を服用し悪化しました。近所の皮膚科と私立医大皮膚科で治しましたが治らず、リーブ21に行くと青汁を飲まされて、男性型脱毛症の治療薬を、組んでいる医療機関から処方させて飲まされました(?????)。見た目にわかる円形脱毛症の患者さんに男性型脱毛症の治療薬をなんて、とても正気の沙汰とは思えません。一向に治らない所に脱毛目薬であるアレジオン点眼液を使用して、全身の毛が抜ける汎発性脱毛にまで悪化しました。当クリニックを受診されて、IGF-1を増やす治療でを受けられている最中に、お母様から、眉毛アートをしても良いかとの質問がありました。局所麻酔などの施術自体で脱毛することはないのですが、浅い入れ墨なので、2,3年は消えません。IGF-1を増やす治療では、眉毛も生えてきます(写真)。県外在住の10代の汎発性脱毛の女性患者様は、治療により、左眉の部分に黒い産毛と白い産毛が生えてきましたが、ご自身で描いている眉毛とは違う位置でした(写真)。眉毛アートをして、自分の眉毛が生えてくると、眉毛が2本になり、せっかく生えてきた自分の眉毛を剃らなければならなくなります。結論として、IGF-1を増やす治療で眉毛は生えてくるので、眉毛は描くだけにしておいた方が、後々無駄な気遣いは要らないでしょう。汎発性脱毛で皮膚科治療を受けられている患者さんは、眉毛アートをすると、それが自分の眉になるので、このような気遣いは要らないことになります。