名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2022-03-16

大量の毛の生え変わりを経て改善!なぜ起こる、毛の生え変わり?

関西地方在住の40代の女性患者様は、脱毛胃薬タケキャブで円形脱毛症を発症しました。3軒の皮膚科の間でたらいまわしにされ、絶望的になっていました。関西地方では、円形脱毛症を治せる医療機関が見つからなかったので、当クリニックに来院されました。来院時は多発型円形脱毛症の状態でしたが(写真、治療前)、IGF-1を増やす治療で、一時的に大量の脱毛を経て(治療4ヵ月後)、その後、産毛が増えて、治療1年9ヵ月後明らかな改善が見られました(写真)。もちろん、喜ばれていました。IGF-1を増やす治療では、傷んだ毛が多いと、その毛が抜けて、新しい毛に生え変わることがあります。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?毛は、伸び続ける成長期(約90%)、伸びなくなる退行期(3%)、そして抜けてしまう休止期(10~15%)のどれかの相にあります。IGF-1には、産毛の素である毛芽を増やすほかに、成長期を延長させ、退行期や休止期を短縮させる作用があります(図)。IGF-1が減って脱毛症が起こるので、この時は、毛芽が減る他に、成長期毛が減り、退行期毛や休止期毛が増えます(図)。つまり、毛が伸びずに抜けて、産毛が生えてこない状態になります。IGF-1を増やすと、毛芽や成長期毛が増えますが、退行期や休止期が短縮されるので、退行期毛が休止期に移行し、一過性に休止期毛が増えます。休止期毛は抜ける毛なので、抜け毛が増えますが、毛芽も増えているので、その後に、産毛が生えてきて改善します(図)。この状態が、毛の生え変わりです(図)。そして、治癒になると、正常時の毛のライフサイクルを取り戻します。脱毛症とは、結局、休止期毛が増える状態で、その原因が、男性型脱毛症(AGA)ではDHT,女性型脱毛症では女性ホルモンの減少、そして円形脱毛症では、自己免疫です。前2者の変化がゆっくり起こるのに対して、円形脱毛症では、急激に広範囲の毛に、このような変化がおこるので、生え変わりも大量になります。IGF-1を増やす治療に伴って起こる抜け毛の増加は、良い兆候なのです。皮膚科治療では、生え変わりは起こらず、抜けっぱなしになりますので、この時は、悲観して下さい。円形脱毛症 病院