名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2022-03-02

汎発性脱毛の患者様、白髪から生えてきました。そのメリットとは?

円形脱毛症の中で、もっとも重症の汎発性脱毛は、体中の毛がすべて抜けてしまいます。世界中の、どの医療機関に行っても治りません。現代医学では治せない自己免疫疾患であり、また、最も重症だからです。東北地方在住の60代の男性患者様は、仕事のストレスで円形脱毛症を発症しました。皮膚科を受診すると、なんとステロイドの内服で治療されました。白い毛は生えてきましたが、副作用が強く、ステロイド中止ですぐに脱毛しました。はじめから、わかっていたことです。そして、皮膚科に通っている間に、全身の毛が抜ける汎発性脱毛にまで悪化しました。これはたまらないと当クリニックに来院されました。家族歴もなく、体温も36.6℃以上ありました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始すると、白い産毛から生えてきました。この患者様は、黒い毛が生えることを期待していたので、しばらくは、目に見えるような効果がないと、やや不満の様でした。しかし、なかった眉毛も生えて、白い毛もどんどん増えてくるので、治療効果も目に見えてきました。そして、治療9ヵ月後には、眉毛も生え揃い、おでこの上から前頭部にかけて、黒い産毛も生えてきました(写真)。”これからも、よろしくお願いします”と、ご丁寧なお言葉を頂けるようになりました。白髪で生えてくることには、大きなメリットがあります。白髪は、治療途中で再発しても抜けないのです。円形脱毛症を発症しても、白髪が抜けないのと同じです。毛の黒い色素であるメラニンが、悪玉リンパ球の攻撃の標的なので、メラニン色素のない白髪の毛根は、この悪玉細胞は攻撃できないのです(図)。黒い産毛から生えてきて、急激に改善して、そのまま治癒することもありますが、薬の飲み忘れなどで、いきなり再発し、大量に脱毛することもあり、そのような場合、患者さんは、落胆することが多いのですが、白髪で生えてくると、このような再発で脱毛することがないのです。そして、さらに治療効果が高くなってくると、メラニン色素があっても、悪玉細胞が抑え込まれてくるので、黒い産毛が生えてきて、白髪が黒くなり治癒します。白髪は強いので、治療で白い産毛から生えることには、このようなメリットがあります。勿論、どちらから生えてくるかは治療してみなければわかりません。しかし、改善して良かったです。