2022-02-21
20代の女性患者様は、当クリニックに来院される7年前に円形脱毛症を初発しました。家族歴はなく、原因も不明でした。皮膚科に6ヵ月間通いましたが治りませんでした。放置しているうちに、眉毛と睫毛も抜け始め、困り果てて当クリニックに来院されました。数ヵ所に脱毛斑があり、多発型円形脱毛症でした。カプサイシンやイソフラボンなどのサプリメントとセファランチン大量(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始すると産毛は生えてきましたが、毎晩遅くまでの残業のストレスで、新たな脱毛斑ができてしまいました(治療3ヵ月後、青い円内)。ここから、梅花鍼を併用してもらうと、その1ヵ月後には、新しい脱毛斑の内部で産毛が増えて、治療前からあった脱毛斑は治ってしまいました(写真、治療4ヵ月後、赤い円内)。残業ストレスを梅花鍼が撃退したことになります。勿論、サプリとセファランチンあっての梅花鍼効果です。梅花鍼は、IGF-1を増やす治療には不可欠のサブアイテムとなりました。