名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2022-01-29

低体温と脱毛症の関係とは

円形脱毛症をはじめとして、男性型脱毛症の患者さんでも、脱毛症が重症であるほど体温が低いこと(36.6℃未満)が経験されます。体温と脱毛症はなぜ関係があるのでしょうか?結論から言うと、低体温は、末梢の知覚神経の機能低下による自律神経失調であるからです。体温調節の中枢は、自律神経の中枢でもある視床下部という脳の組織です。視床下部は、そこを流れる血液の温度と末梢の皮膚から伝えられる温度の情報によって、体温調節機構を発動させます。体温が低いことを察知すると、交感神経を緊張させて、血管を収縮させて、体温のロスを防ぎ、また、筋肉に小刻みな運動(ふるえ)を起こして熱産生を上げます。皮膚の温度のセンサーは、温痛覚を感じる知覚神経です。当クリニックの治療では、カプサイシンなどのサプリメントとで、知覚神経を刺激しますが、これにより、体温が上がり、同時にIGF-1が増えて、脱毛症が改善します。これは、脱毛症の人の多くは、知覚神経の働きが悪いため、温度情報が視床下部に伝わりにくく、そのために、適度の交感神経緊張が起こりにくくなっています。交感神経が適度に刺激されると、副腎髄質という組織から、適量のアドレナリンが放出されます。適量のアドレナリンは、体温を上げるのみならず、皮膚の知覚神経を刺激して、IGF-1の産生を増やします。これは、温度センサーとしての知覚神経の働きを良くする意味もありますが、同時に育毛も促進することになります。40代の女性患者様は、耳鼻科で処方された脱毛する抗アレルギー薬で、円形脱毛症が悪化し、蛇行性脱毛になりました(写真、治療前)。IGF-1を増やす治療を始めると、治療1年半後には、明らかに改善しました。その後、乳がんの疑いで手術予定でしたが、直前にがんが消えて、良性腫瘍になりましたが、乳腺摘出手術を希望して受けました。そして、治療2年半後の6月に、職場での大きなストレスで、円形脱毛症が再発しました。この経過と体温との関係を解析すると、正常体温時に改善し、手術のストレスや職場のストレスで、体温が低下して、とくに6月の職場ストレスで、円形脱毛症が悪化しています。ストレスは、交感神経の過緊張を起こし、IGF-1を低下させ、知覚神経の働きを悪くし、体温とIGF-1を低下させます。円形脱毛症が改善すると、皆様、体が温まってきた、汗が多く出るようになったと言われ、体温調節機能が改善していることがわかります。知覚神経刺激治療は、自律神経の働きを良くする治療であることがわかり、その結果のIGF-1増加が脱毛症を改善します。鍼刺激も同じと考えてよいでしょう。円形脱毛症 病院