2022-01-21
東京都在住の30代女性患者様は、新型コロナ感染2ヵ月後から脱毛が始まりました。どこに行っても治らずに、当クリニックに来院されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン中等量で、IGF-1を増やす治療を開始すると、1ヵ月後から改善しましたが、2ヵ月後には、さらに明らかな改善が見られました(写真)。コロナ後遺症外来にも通っているそうですが、出ている薬がアリナミン、亜鉛製剤(プロマック)、グリチロン、グルタチオンなど、巷間言われつくされた亜鉛とビタミンB1不足、そして活性酸素が悪さするの噂に基づいた、しょうもない治療でした。この患者様は、倦怠感や味覚障害も7割がた改善したそうです。他のコロナ後遺症の方たちのツイッターをフォローすると、多くの方たちが、脱毛や倦怠感などが改善していないそうで、このように言われました。IGF-1は、脱毛のみならず、すべての体調不良を改善します。しかし、コロナ後遺症外来、思った通りにがっかりする内容でした。これでは、何も治りません。