2021-12-04
40代の男性型脱毛症の患者様は、治療により改善していましたが、外食が増えたり、生活習慣の変化で、頭頂部の薄毛が目立ってきました。食生活で、外食をへらして、塩分摂取を控えもらうと同時に、白米を発芽玄米に変えてもらいました。すると、1ヵ月で、髪の毛が黒くつやが良くなり、地肌も隠れて、毛が太くなってきました(写真)。コメの胚芽には、IGF-1を増やすビタミンB1,GABA,そしてガンマオリザノールが含まれています。ビタミンB1はアリナミンに、ガンマオリザノールは、ハイゼットという医薬品にも含まれており、特にハイゼットは、更年期障害の治療に使用されています。この効果も、IGF-1が増えるためのものです。白米は、食物繊維を含んだ炭水化物、しかし、普通の食パンは、食物繊維も少ない炭水化物です。これら、どちらもIGF-1を増やしませんが、食物繊維を含んだ分だけ、白米の方が体には良いでしょう。パン好きな人は、全粒粉の小麦粉から作ったパンがお勧めです。IGF-1を増やす成分が含まれています。食べ物で、これだけ髪の毛が変わることは、体も変わっているはずです。薄毛でお悩みの方は、皮膚科で無駄な時間をつぶすより、唐辛子と大豆、そして発芽玄米を組み合わせて、IGF-1を増やす食生活を実践して下さい。