2021-10-11
愛知県外在住の50代女性患者様は、脱毛するムヒやバファリンは使用していましたが、思い当たる原因もなく、円形脱毛症を発症しました。近所の皮膚科治療で無効、総合病院の皮膚科で、脱毛するフェキソフェナジンを処方され悪化、かぶれ治療で、かぶれすぎて治療中止と定番の”治らないコース”でした。当クリニック院長の著書”薬害脱毛”を読まれて、フェキソフェナジンを自発的に中止して、大量の抜け毛が治まりました。その後、当クリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、皮膚科治療で傷んだ毛が、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりによる脱毛で、全頭脱毛状態になりましたが、すぐに前頭部で産毛が生え始め(写真、治療2ヵ月後)、治療2年後には、ほぼ生え揃いました(写真)。セファランチンを減量していきましたが、再発もなく、完治状態です(写真、治療2年6ヵ月後)。ウイッグをとって旅行に出かけられることを喜ばれており、美容室へも2回行かれたそうです。効果がないばかりか、円形脱毛症を悪化させる皮膚科の標準的治療の被害者です。”薬害脱毛”を読まれて良かったですね。しかし、全国では、脱毛する抗ヒスタミン剤を皮膚科治療で使われて悪化している患者さんも多いことでしょう。抗ヒスタミン剤で脱毛するという事実は、円形脱毛症診療ガイドラインで、抗ヒスタミン剤の使用を勧めている皮膚科学会にとっては、”不都合な真実”です。改訂の兆しもなく、このガイドライン作成者は、すでに退職済みですので、しばらく、危険なガイドラインは彷徨を続け、被害者は増え続けるでしょう。