2021-06-04
関東地方在住の5歳の女性患者様は、お爺様に潰瘍性大腸炎(自己免疫疾患)の既往がありました。そして、気管支喘息の治療に用いられた脱毛薬モンテルカストで、円形脱毛症を発症しました。関東地区の私立大学医学部の皮膚科を受診しましたが、治りませんでした。心配されたお母様が、当クリニックを探されて、遠路、来院されました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、傷んだ毛が大量に抜けて、新しい白い産毛が生えてきました。そして、お母様が驚かれたのが、両足にあった水いぼが治療3ヵ月で消えたことでした。IGF-1には、免疫調整作用があり、異常な自己免疫は抑制する一方、正常な免疫力は上げます。後者の作用で、IGF-1が増えて、ウイルスが撃退されて、水いぼが消えたのです。そして、もう一つ驚かれたのは、αGPC併用後の改善でした。αGPCを併用すると、その2ヵ月後には、明らかに黒い産毛が、全体に生えてきました(写真)。この時に、たった一種類のサプリメントの併用で、このような効果が表れたことが信じられないようでした。αGPC単独では、このような明らかな改善は望めません。IGF-1を増やす治療薬を、漢方治療でいうと君薬であるカプサイシンとイソフラボン(スーパーセレクト)、そして臣薬であるセファランチン、そして佐薬であるタキシフォリン(ラーシュ)とαGPC のようになり、君薬と臣薬があって、初めてαGPCが効果を表してきます。治癒したあとには、佐薬、臣薬、そして君薬の順に減量していきます。