2021-02-12
30代の女性患者様は、当クリニックに来院される7ヵ月前に円形脱毛症を再発しました。皮膚科に通っても、一向に良くならず、また、その間に、脱毛するアネロンやガスター10を飲んでいました。困り果てて、当クリニックに来院されました。多くの脱毛斑があり、無効な皮膚科治療の間に、皮膚科医から、脱毛する薬を飲まないようになどの服薬指導もないこともあって(知らないので、無理もありませんが)、来院時は、多数の脱毛斑があり中でも、左側頭部に、最も大きな脱毛斑がありました(写真、治療前)。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始すると、治療2週間後から、産毛が生え始め、治療8ヵ月後には、産毛も増えて、治療1年後には、この部分は、治癒しました(写真)。この時に、このように、言われました。1年間の治療で、頭皮の状態が一変しましたが、1年前は、よほど辛かったのでしょう。しかし、御多分にもれず、年末年始の生活時間の乱れで、カプサイシンの飲み忘れが増えて、小さな円形脱毛症が出来ました。そして、イライラが強くなったそうです
。他の50代の男性型脱毛症の患者さんでも、耳鼻科で、見もしないで、逆流性食道炎という、いいかげんな診断をつけられて、カプサイシンを控えて(ほんとは、カプサイシンは、胃酸の分泌も抑えるので、逆流性食道炎があったとしても、それには良い)、不眠症になってしまいました。IGF-1には、鎮静効果があるので、カプサイシンの飲み忘れが増えると、脱毛のみならず、治療で改善していた、いろいろな不定愁訴が再燃してきます。これらの患者様も、この事実を実感され、飲み忘れないようにします、とのお返事でした。ご注意下さい。