名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2021-02-08

寝る子(の毛)は、育つ!睡眠は、成長ホルモンとは関係なく、IGF-1を増やす!

40代の男性患者様は、重度の男性型脱毛症(AGA)で、18年間も、ある育毛サロンに通いましたが、産毛一本も生えてきませんでした。当クリニックを受診され、カプサイシンなどのサプリメントと、AGA治療薬であるアボルブ併用で、IGF-1を増やす治療を開始すると、前頭部に産毛が生えてきました。しかし、多忙になり、睡眠時間が1時間減っただけで、その1ヵ月後には、産毛が細くなり、減ってきました(写真)。そして、睡眠不足が、もう1ヵ月続くと、さらに、産毛は細くなり、減りました(写真)。多忙から解放され、もとの睡眠時間に戻ると、その1ヵ月後には、産毛も太くなり、数も増えてきました(写真)。他の円形脱毛症の患者さんでも、熱帯夜で、睡眠が浅くなったり、やはり、1時間、睡眠時間が短くなって、再発した方もいます。睡眠は、IGF-1を増やすうえで、とても重要です。睡眠と育毛の関連については、インターネット上では、街中の育毛クリニックのHPで、夜10時から、午前2時までが、成長ホルモンが増えるから、育毛に大事と載せているところがあります。この説明、もう古くて、メカニズムもはっきりしないですね。成長ホルモンは、寝入りばなの深い睡眠時(約1時間くらい)に、多く分泌されますが、これだけでは、睡眠時間が減って、脱毛する現象は、説明できません。ある研究で、日頃より、睡眠時間を1時間半増やしただけで、成長ホルモンは増えずに、IGF-1だけが増えたことが報告されました。また、寝不足では、交感神経の緊張が強くなることも報告されています。IGF-1が増えるうえでは、副交感神経の働きが重要ですので、睡眠不足で、IGF-1が減って脱毛しますし、良く寝れば、副交感神経の働きが高まり、成長ホルモンとは無関係に育毛効果が表れることになります。寝つきがよく、途中で長い覚醒がなく、できるだけ長く寝るという睡眠が、育毛には、理想的です。カプサイシンなどのサプリメントやセファランチンは、鎮静効果を持つIGF-1を増やすので、その作用により、良い睡眠が得られます。この男性も、治療中だったので、速やかに回復したのでしょう。効果のない治療であれば、抜けっぱなしになっていたと考えられます円形脱毛症 病院