2021-02-03
東北地方在住の10代の女性患者様は、お母様に円形脱毛症の既往があり、学校でのストレスで円形脱毛症を発症しました。近所の皮膚科で、塗り薬で様子を見ましょうと言われて、みるみる悪化。宮城県にある国立大学病院の皮膚科で、ステロイドパルス治療を受けて、一時的に改善しましたが、すぐに再発しました。皮膚科の医者が、また、やるというので、逃げ出して、遠路、当クリニックに来院されました。皮膚科では、他人事だと思って、成長期のお子さんに、何度もステロイドパルス治療をやるのですね。逃げて、正解でした(この治療、大人でも、一過性の効果がある程度で、結局、治りません)。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始すると、知らずに、ムヒなどを使っていたこともあり、この脱毛塗り薬と、それまでの無効な治療の間に傷んだ毛が抜けて、産毛に生え変わる、毛の生え変わりが、大量に起きて、その後に、白い産毛が生えてきました(写真、治療5ヵ月後)。しかし、その後は、黒い産毛が生えてきて、小さな再発は、あったものの、全体には、改善してきました(写真、治療2年3ヵ月後)。この時に、この患者様のお母様から、メールをいただきました;”4月から中学生になります。娘は、新生活に希望を持っております。順調に生えていますが、前回ご連絡した再発は、後頭部から後ろになります。髪をめくるとわかります。”。お子様の改善を強く望まれていたので、まずは、一安心されています。しかし、まだまだ、完治するまでは、サプリメントとセファランチンの飲み忘れがないように、ご注意していただくようにお伝えしています。ステロイドパルス治療
、苦し紛れのこの治療、結局、効かないのを知っていても、強引にやってしまう皮膚科医師の気持ちがわかりません。”標準的治療”と称している、この治療が効かないのは、はっきり、認めたほうが、患者さんのためではないでしょうか?