名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2021-01-08

治療で傷んだ毛が抜けても、白髪は抜けない!なぜ、白髪は抜けにくい?

50代の男性患者様は、耳鼻科で、抗ヒスタミン剤であるビラノアと、やはり脱毛するモンテルカストを処方され、仕事の多忙もあって、内服後、数日で、円形脱毛症を発症しました。皮膚科では、治らないと確信し、1回のみの受診で、通院を中止し、当クリニックに来院されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、脱毛薬で傷んだ毛が抜けて、新しい毛に生え変わる、毛の生え変わりが起こってきました。そして、治療2週間後と治療1ヵ月後の状態を比べてみて、”白髪が増えた”と言われました。実は、白髪が増えたのではなく、生え変わりが、黒い毛のみで起こっていて、白髪が抜けず、残っていたので、白髪が増えたように見えたのでした(写真)。これは、円形脱毛症の原因である自己免疫反応の標的が、メラニン色素の形成に関わるたんぱく質であるので、毛根近くに、メラニン色素を作らない白髪では、自己免疫反応が起こらないために、傷害が起こらなかったからです。2020年12月25日のお知らせで、円形脱毛症の患者さんの頭皮には、白斑があることをお伝えし、治療により、改善してきたことをお伝えしましたが、自己免疫が、毛根のみならず、皮膚表面のメラニン色素を作る細胞まで、傷害してしまうために、白斑ができてしまうのです。IGF-1を増やす治療で、白斑までもが改善するのです。重症の円形脱毛症で、IGF-1を増やす治療で、まず、白髪の産毛が生えてくるのも、メラニン色素を作らない毛根の方が、自己免疫による傷害を受けにくいためです。産毛が、まだ、生えていない患者さんでも、頭皮の色素沈着が増えている(頭皮の白っぽかった色が改善してくる)ことは、円形脱毛症の改善の、良い兆候です。円形脱毛症 病院老化しても、白髪が抜けにくいのは、老化に伴い、起こりやすくなる自己免疫反応で、黒い毛は抜けても、白髪は抜けにくいからとも考えられ、巷に言う、”白髪頭には、薄毛が少ない”ことの理由でしょう。