2020-11-27
北海道在住の10代の男性患者様は、小学校1年生で、円形脱毛症を初発しました。家族歴はなく、発症の原因の詳細も不明でした。皮膚科治療では、何の効果もありませんでした。その後、放置していましたが、当クリニックを探して、遠路来院されました。蛇行性脱毛の状態で、毛の残骸である、断毛(切れ毛)も多く見られました。カプサイシンやイソフラボンを含むサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、傷んだ毛がや断毛が減ってきましたが、産毛は、なかなか生えてきませんでした。αGPCを併用すると、まず、眉毛が生えてきて、その後に、産毛が増えてきて、治療1年5ヵ月後には、頭部全体の脱毛部分の毛の生え際で、産毛が生えてきました(写真、赤い円内)。この時に、お母様が、喜ばれて、このように言われました。蛇行性脱毛は、汎発性脱毛と同じくらいに、難治の脱毛症です。しかし、脱毛部分の毛の生え際が、脱毛部分の内部よりも、頭皮の状態が良いので、この部分から、産毛が生えてくることが多いのです。今後は、さらに、脱毛部分の内部の状態も良くなってくるので、そこでも、産毛が増えてくるでしょう。IGF-1が増えているので、新型コロナウイルス感染への抵抗力も増しています。