2020-10-23
関西地方在住の40代の女性患者様は、当クリニックに来院される10年前、生活環境の変化で、円形脱毛症を初発しました。近所の皮膚科で、塗り薬と紫外線治療を6ヵ月間受けましたが、治らず、全頭脱毛にまで、悪化しました。別の皮膚科では、かぶれ治療を受け、少し改善しましたが、その後、良くなったり、悪くなったりを繰り返していました。そして、妊娠して改善しましたが、出産で再発しました。関西地方では、治療できる医療機関を見つけられなかったので、困り果てて、遠路、当クリニックに来院されました。来院時は、全身の毛が抜ける、円形脱毛症の最重症型である汎発性脱毛の状態でした。カプサイシンとイソフラボンを含むサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、毛穴が黒く目立ってきましたが、産毛は生えませんでした。治療1年4ヵ月後から、αGPCを併用すると、後頭部に産毛が生えてきました。そして、治療1年6ヵ月後には、後頭部で、さらに産毛が増えましたが(写真)、最も効果が出るのが遅くなる、側頭部でも、産毛が生えてきました。
この時に、嬉しそうにこのように言われました。汎発性脱毛や蛇行性脱毛など、重症の円形脱毛症の患者様で、産毛が生えるのが遅れている方たちでは、αGPCの併用で、多くの場合、改善しています。