2020-09-02
関西地方在住の40代の男性患者様は、当クリニックに来院される2年前に、円形脱毛症を再発しました。原因は、就職のための勉強中に、頭痛で、イブAを月に5,6回、2ヵ月連続で服用したことで、その1ヵ月に円形脱毛症を再発しました。円形脱毛症の家族歴もありました。皮膚科を受診しましたが、全く効果がなく、別の皮膚科を受診すると、また、同じ、効果のない薬を出されたので、その薬は捨てました。関西地方では、円形脱毛症を治療できる医療機関を見つけられなかったので、当クリニックを受診され、遠隔診療で治療を開始しました。来院時、頭髪はなく、眉毛、睫毛、そして鼻毛まで脱毛する、汎発性脱毛の状態でした。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、治療3ヵ月後に、おでこの上に、黒い産毛が数本生えてきました(写真)。産毛が生える1ヵ月前に、ご自身でも、”頭の黒い点々が、はっきりしてきた”と言われていました。治療に反応して、毛穴の奥で、毛が出来てきているためです。まずは、前頭部と後頭部から、生えてくるでしょう。効果のない、怖いステロイドパルスをやられなくて、よかったです。汎発性脱毛の患者様では、効果が出るまでに、長い時間がかかることがあります。また、効果がでても、再発すると、そこから、また、長い時間がかかります。産毛が生えても、安心せずに、治癒まで、サプリメントとセファランチンを、飲み忘れないように、お飲み下さい。どこに行っても治らない、難病です。簡単には、治らないこともあります。