2019-04-23
20代の女性患者様は、3年前から、薄毛で悩んでいました(女性型脱毛症)。ご自身で、パントガールというサプリメントを輸入して使用したり、育毛専門クリニックに行って、ミノキシジルを外用したりしていましたが、全く効果はありませんでした。ミノキシジルの内服を、そこの医師に相談したところ、副作用の方が、こわいからやめたほうが良いといわれたそうです(自らのクリニックで処方しているのに、驚きですね!)。困り果てて、当クリニックに来院され、カプサイシン、イソフラボン、そしてタキシフォリンのサプリメントとカプサイシンが入ったジェルなどで、全身と頭皮のIGF-1 を増やす治療を開始すると、毛が太くなり、また、腰やつやがよくなって、治療1年後には、効果を実感されていました(写真)。一般の育毛クリニックは、副作用が多く、効果の少ないミノキシジルの内服を女性型脱毛症に使用するところが多いようです。注意しましょう。