2016-09-03
かゆみ止めや風邪薬に含まれている抗ヒスタミン剤は、知覚神経の働きを低下させるので、育毛物質IGF-Iを減少させ、脱毛を引き起こします。抗ヒスタミン剤は、内服はもちろん、点眼や点鼻、そして皮膚への塗布でも、体内に吸収されるので、脱毛症の患者様には、その使用を控えてもらっています。
今回、頭皮に抗ヒスタミン剤を直接塗布して、円形脱毛症を発症した患者様が来院されました。20代の男性患者様は、後頭部の頭皮に、吹き出物ができたので、そこに、メディクイックHゴールドという抗炎症剤と抗ヒスタミン剤が含まれた外用薬を、毎日1回塗布されました。その2週間後、塗布したその場所に円形脱毛症が発症しました(写真)。
まさに、抗ヒスタミン剤の頭皮直撃による円形脱毛症の発症です。注意しましょう。製薬会社には、連絡済みです。