2015-09-14
これは、10代の汎発性脱毛症の患者様のお母様のお話です。
患者様は、円形脱毛症発症後、従来の皮膚科治療を受けられましたが、効果なく、汎発性脱毛症まで、進行してしまいました。当クリニックに来院され、治療を開始すると、すぐに毛が生えてきましたが、ほとんどは白髪でした。
ところが、ある時、頭部を蚊に刺されてしばらくして、その部分だけに、黒い軟毛が生えてきました(写真の点線の円内)。
以前にも、全頭脱毛症のお子様の頭で、蚊に刺されたところに、黒い軟毛が生えてきたことをご紹介しました。
蚊の唾液には、血液を固めないようにする成分の他に、知覚神経を刺激する成分が含まれています。だからこそ、蚊に刺されると、あとでかゆみが出てきます。
知覚神経を刺激すれば、血管が拡張して血流が増えます。蚊は、その唾液を皮膚に注入することで、血流を増やし、また血液が固まらないようにして、より多くの血液を吸い取るのです。
頭皮の知覚神経を刺激して、IGF-Iを増やし、育毛効果を得るという当クリニックの治療理論が正しいことが、この症例でも証明されたようです。.jpg)