2026-09-01
40代の女性患者さんは、当クリニックに来院される10年前に、原因不明で円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で治らず、困り果てて、当クリニックに、遠路、来院されました。IGF-1を増やす治療で、脱毛症は改善している治療6ヵ月後に、バセドウ病が見つかりました(図)。甲状腺機能亢進症であるバセドウ病も自己免疫疾患です。地元の医療機関で、甲状腺機能を抑えるメルカゾールという、対症療法剤が処方されました。その後の治療で、脱毛症もバセドウ病の検査結果も改善していきましたが、途中、インフルエンザで、食欲がなくなり、サプリメントが飲めなくなると、脱毛症もバセドウ病も悪化しました(図)。メルカゾールは飲めていたので、バセドウ病の悪化は、サプリメントがのめなくなったことによると考えられ、バセドウ病を改善していたのは、メルカゾールではなく、サプリメントだったことがわかります。その後、改善していきましたが、治療費の節約のために、サプリメントを減らして、代わりに青色光照射を自宅で始めました(図)。そして、脱毛症もバセドウ病も改善し、治療19ヵ月後には、ウイッグが不要になり、21ヵ月後には、脱毛症も治癒状態、そして、甲状腺ホルモンの検査結果も、すべて正常になりました(図)。自己免疫疾患を治せるのは、IGF-1を増やす治療だけです。