2026-08-31
60代の女性患者さんは、当クリニックに来院される7年前に頭部に発疹ができ、帯状疱疹と診断され、抗ウイルス薬で改善しました。しかし、来院6ヵ月前に、ストレスで再発しまし、左の顔面神経麻痺と顔面けいれん(チック)もおきて、抗けいれん剤であるリボトリールを飲まされました。チックは、顔面神経麻痺の改善過程で起こってくると考えられています。リボトリールは、IGF-1を減らす、抗コリン作用があるので、女性型脱毛症がひどくなり、治療のために、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療で、一過性にチックの回数は増えましたが(おそらく、好転反応)、顔面神経麻痺のために、浅くなっていた顔の左の鼻唇溝(ほうれい線)が、治療17日後には、深くなっていました(写真、赤い円内)。この患者さんの、顔面神経麻痺は、帯状疱疹ウイルスの潜伏感染による自己免疫疾患なので、IGF-1を増やす治療で、速やかに改善したと考えられます。耳鼻科や皮膚科に行くと、一か八かのステロイド治療が行われ、改善したとしても、その後、再発を起こします。IGF-1を増やす治療で、円形脱毛症以外の自己免疫疾患も改善します。自己免疫疾患を改善させる治療は、IGF-1を増やす治療だけです。