2026-08-18
60代の女性患者さんは、薄毛で悩んでいましたが、ヘルペスウイルス感染後に、左顔面神経麻痺を発症しました。そして、神経麻痺が治る過程で出てくる顔面けいれんであるチックが出てきました(図)。この治療に処方された、IGF-1を減らすリボトリールという、抗コリン作用を持った薬で、さらに、毛が抜けました(写真)。IGF-1を増やす治療開始すると、その5日後には、チックの回数が増えました。これは、顔面神経麻痺とチックが良くなる前の好転反応なのですが、患者さんもそれを感じていました。自己免疫疾患である突発性難聴もあり、顔面神経麻痺も。自己免疫疾患なので、薄毛は、自己免疫によるものかもしれません。IGF-1が増えて、好転反応が出ているので、そのうち、すべて治るでしょう。現代医学では、自己免疫疾患の治療に、自己免疫を抑制するIGF-1を減らす薬を出します。こわい話です。なんとか専門医という医師がいますが、難病の専門医は、得意とする病気を治さないので、いつまでも、その病気は、難病と呼ばれます。保険診療では、どの医師も同じ治療を強いられますので、特別な治療をしない専門医などは意味がありません。せめて、IGF-1を減らす薬を使わない専門医がいてほしいものです。専門医資格は、就職や昇任の道具になっています。