2026-06-08
40代の女性は、お子様2人が、円形脱毛症の治療を当クリニックで、受けていました。そして、御自身は、健診で見つかった異常に対して、医療機関から薬が処方されました。その薬を飲んで、その日のうちに、皮膚の出血、そして、口の中で、血の味がしてきました。後日、医療機関を受診すると、血を固めるのに必要な血小板の数値が(正常では、15万から45万/μl)、わずか1000/μlまで、低下していました。主治医に、出血、血小板減少と薬の関係を尋ねると、無関係と言われました。そして、飲み薬を全部中止すると共に、なぜか、中等量のステロイド剤とIGF-1を減らす、あの危険な胃薬が処方されました。服薬当日に、急に起こった重篤な出血症状と薬が関係ないわけは、ありません。心配になって、当クリニックまで相談されました。お話を聞くと、処方された薬の中のXは、医学を少し突っ込んで勉強しているとわかるほど有名な、自己免疫性の血小板減少症を起こす薬でした。また、3ヵ月もステロイド中等量を飲まされたおかげで、顔はパンパンに腫れていたそうです。直ぐに、薬Xが原因であり、正しい診断名をお伝えして、ステロイドの減量と、代わりに、自己免疫性血小板減少症に効果があるセファランチンの中等量を処方しました。IGF-1を減らす薬以外にも、自己免疫疾患の体質のあるヒトは、このXも飲んではいけません。命を落とす可能性があります。この危険な薬についてご質問があれば、当クリニックまで、お問い合わせ下さい。