2026-06-06
当クリニックで、IGF-1を増やす治療を受けている脱毛症の患者さんで、片頭痛のあるヒトは、ほとんど全員改善します。偏頭痛は、脳の表面の血管が拡張して起こるのですが、血管拡張作用を持つIGF-1が増えるのに、何故治るのでしょうか?脳の表面の血管が拡張する原因は、その前にある、交感神経緊張による、血管の攣縮(ちじみ)だったのです。現在使われている偏頭痛薬スマトリプタン(商品名:イミグラン)は、セロトニンという血管拡張物質の作用を抑える薬です。たしかに、血管拡張を抑えれば、一時的に頭痛は、良くなりますが、同時に、血管をちじみやすくしているので、効果が切れれば、偏頭痛がまた起こりやすくなります(再発)(図)。また、セロトニンは、知覚神経を刺激して、IGF-1を増やすので、スマトリプタンは、脱毛を引き起こします。飲んでは、いけません。知覚神経から放出されるCGRPも、セロトニンと同じ働きをします。CGRPの作用を抑える片頭痛治療エムガルデイも、IGF-1を減らします。現代医学は、偏頭痛を持病にしているのです。