2026-03-28
30代の女性患者さんは、来院する7年前に、出産を機に、円形脱毛症を発症しました。その4年後に、愛知医科大学の皮膚科を受診して、ステロイドの塗り薬を出されました。医師からは、瘢痕性脱毛なので、治らないと言われたそうです。後頭部に脱毛斑がありましたが、けがをしたことは無いそうです。円形脱毛症なのですが、脱毛斑の内部や周辺の発赤が強く、また、分泌物で、髪の毛が、ノリで固められたようになっていました(写真、治療前)。IGF-1を増やす治療を開始すると、1カ月で、脱毛斑内部と周辺の発赤が、軽くなってきました(写真、赤い円内)。おそらく、自己免疫による毛根周囲の炎症が強く、頭皮の発赤と分泌物が増えたのでしょう。発赤が軽減されてきたので、自己免疫も抑制されてきたと考えられます。また、眠りが深くなり、便秘も改善しました。そして、治療前にあった息苦しさも軽くなったとのことでした。副鼻腔炎もあったとのことで、それが改善して、息が吸いやすくなったような気がするとのことでした。全身の炎症が改善されてきたということです。しかし、皮膚科のお医者さん、頭にケガもしていないのに、瘢痕性脱毛の診断はないでしょう。いくら素人とは言え、患者さんも、おかしいと気が付きますよ。