2026-01-21
40代の女性患者さんは、3歳で円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療が無効なので、初発以降は、良くなったり、悪くなったりを繰り返していました。そして、出産と新型コロナ感染で、著明に悪化して、汎発性脱毛になりました。困り果てて、当クリニックを探し当てて、受診されました。IGF-1を増やす治療1カ月で、まず、まつ毛が明らかに増えてきました。右の上瞼では、治療前から、わずかの睫毛が、自然に生えてきていましたが、治療後は、明らかに増えて、左上瞼では、治療前には、まつ毛は、全くなかったのですが、治療1ヵ月後には、新たに生えてきました(写真、赤い円内)。皮膚科での、頭だけをいじる治療(フロジン塗布、ステロイド注射、紫外線照射、かぶれ治療など)では、頭髪はもとより、絶対に眉毛と睫毛は生えてきません。オルミエントやリットフーロの内服では、産毛や眉毛なども生えてくることはあっても、服薬中止で、すぐに抜けてしまいます。しかも、これらの薬で免疫力が、著明低下するので、感染やがんの発症の恐怖が常にぬぐえない状態になります。それに比べて、IGF-1を増やす治療では、体の中から、自己免疫を抑制し、正常免疫は高めるので、全身の脱毛が改善し、また、感染やがんのリスクも下げることになります。皮膚科治療とは、歴然とした差異があります。