2025-12-26
3歳の男性患者さんは、悪夢の薬であるモンテルカストを服用させられ、円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で治らず、遠路、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療で、傷んだ毛が抜けて、すぐに新しい産毛が生えてきて、治療1年9ヵ月後には、治癒状態になりました(写真)。セファランチンの減量を開始しましたが、ご両親は、何を考えたのか、オルソモレキュラー医学を専門とする医者に患者さんを診察させました。その医者は、血液検査で、胃が弱っているから、カプサイシンを飲まないようにと言ったそうです。ご両親が、カプサイシン摂取を半分量にすると、1ヵ月後に、見事に再発しました(写真、黄色い円内)。オルソとは、正しいという意味です。どこがやねんと突っ込みたくなります。この医者、色々とよくわかっていないようです(図)。円形脱毛症の治癒判定、くすりの減量、そして完治の決定は、当クリニックの判断にお任せください。因みに、この患者さんは、再び、快方に向かい、もうすぐ2度目の治癒です。また、風邪もひかなくなって、IGF-1を増やす治療で免疫力も上がったようです。IGF-1を増やす治療が、オルソの医学でしょう。