2025-12-10
関東地方在住の60代の男性患者さんは、新型コロナワクチン接種と脱毛薬の使用で、円形脱毛症が悪化しました。皮膚科治療では、全く治らず、困り果てて、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療を開始すると、不眠や片頭痛などの体の不調も改善し、もちろん、脱毛症も改善し、治癒判定もできました(写真)。そして、くすりも減量中で、全く再発もなく、もうすぐ完治になります。重症円形脱毛症は、外見の不利益もさることながら、自己免疫疾患の体質に火がついている状態なので、円形脱毛症以外にも、脱毛する薬の使用で、外の自己免疫疾患を起こしてしまう可能性もあります。IGF-1を増やせば、円形脱毛症も他の自己免疫疾患の火種も消します。この患者さんも、深い悩みである脱毛症が改善して、喜ばれていましたが、特に、これから長い人生を歩む小さなお子様の重症円形脱毛症は、大人の患者さん以上に治療が必要でしょう。親御さんが、経過を見ているだけでは、無駄に時間を捨てていることになり、将来の大きな悔恨になります。IGF-1を増やす治療を早く受けることを強くお勧めします。