2025-10-08
50代の女性患者さんは、当クリニックに来院される3ヵ月前に、円形脱毛症を再発しました。原因は、長く続いたストレスの様です。皮膚科治療も受け、鍼治療も受けましたが、治らず、全身の毛が抜ける汎発性脱毛にまで悪化しました。当クリニックで、IGF-1を増やす治療を開始すると、産毛が生えてきました。途中から、高カカオのチョコレートを食べてもらうようにしましたが、毎日食べられていなかったので、毎日の食習慣にしてもらいました。そして、その3ヵ月後、後頭部に新たな産毛が増えてきました(写真、赤い円内)。さらに、その2ヵ月後、患者さんも驚くほどの急速改善が見られ(写真、赤い円内)、この時に、患者さんが、このように言われました。やはり、唐辛子、大豆、そしてセファランチンに、高カカオチョコの併用は、現代医学では不治の自己免疫疾患の改善に欠かせません。この改善は、IGF-1が、自己免疫を抑制する制御性T細胞を活性化するからです。制御性T細胞の発見に対して、日本人研究者にノーベル賞が授与されましたが、現代医学が、この細胞の制御で、難病を治すには、まだ、相当時間がかかるでしょう(多分、不可能)。現在のところ、IGF-1を増やす治療しか、その臨床応用はありません。そういえば、iPS細胞の臨床応用の希望も、いつの間にか消えてしまったようです。