2025-07-26
50代の男性患者さんは、気管支喘息の治療で、あの猛(毛)毒モンテルカストを1年近く服用し、そこにやはり毛毒であるフェキソフェナジンを服用して円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で治らず、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療で、傷んだ毛の生え変わりを経て、治療4ヵ月後には、明らかな改善が見られました(写真)。睡眠を深くするIGF-1を減らすモンテルカスト服用中は、睡眠時無呼吸症候群も併発し、地獄のような日々だったでしょう。悪夢も多く見られたと思います。当クリニックでの治療で、大きな脱毛斑もなくなり、目の前に光が見えたことでしょう。大きな脱毛斑は、毎日自分で見えるので、鏡をみるたびに憂鬱になります。皮膚科治療で悪化することもあり、また、治らないばかりか副作用ばかりのオルミエントやリットフーロまでも飲まされる皮膚科治療、怖いの一言です。当クリニックの10代の男性患者さんは、リットフーロを飲まされて筋肉が傷害されました。円形脱毛症になっても、皮膚科に行ってはいけません。