2025-06-18
30代の男性患者さんは、自己免疫疾患の家系で、睡眠不足が続いて、円形脱毛症を発症しました、近くの国立大学医学部附属病院皮膚科で治療を受けましたが、治らず、全身の毛が抜ける汎発性脱毛にまで悪化しました。困り果てて、当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療を開始すると、徐々に産毛が生えてきました。そして、高カカオチョコレートを勧めると、95%を20g毎日食べられてから、著明に改善しはじめ、3ヵ月後には、頭髪も体毛も明らかに増えてきました(写真、赤い円内)。この時に、このように言われました。多くの患者さんは、カカオ95%は、苦くて食べれないと言われますが、やはり、カカオ95%は、それ未満のカカオ含量のチョコに比べて効果が違います。医食同源が明らかになる臨床経過です。また、良薬口に苦しは、本当です。