2025-06-09
男性型脱毛症(AGA)は、母方の祖父から遺伝する病気です。メカニズムは、男性ホルモンの一種であるDHTに対して、知覚神経の感受性が高くなり、DHTが知覚神経の働きを抑え、IGF-1が減って脱毛するということです。IGF-1は、育毛のアクセルなので、DHTは、IGF-1を減らす、言い換えれば、育毛を阻害するブレーキに相当します。アボルブという薬は、DHTが出来るのを抑えるので、育毛のブレーキを解除する働きを持ち、カプサイシンやイソフラボンは、IGF-1を増やす、すなわち、育毛のアクセルを踏み込むサプリメントになります。従って、アボルブとカプサイシン、イソフラボンの併用は、自動車で言えば、ブレーキを解除して、アクセルを踏み込むことになるので、AGAが速やかに改善します。50代の男性は、治療8カ月で、薄かった頭髪が増えています(図)。その辺の、AGAクリニックは、プロペシアやアボルブのみを使うので、ブレーキを解除するだけの治療となり、効果がでません。ミノキシジルを飲ませるAGAクリニックもありますが、この薬は、アクセルにならないばかりか、副作用が多く、健康のブレーキになります。使わないようにしましょう。