2025-04-14
50代の女性患者さんは、アトピー性皮膚炎があり、脱毛する痒み止めであるジルテックやタリオンを服用して、円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で、全く治らず、漢方薬に頼っていましたが、漢方治療などで治るはずもありません。困り果てて、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療を開始すると、脱毛薬で傷んだ毛が大量に抜けて、汎発性脱毛の状態からのスタートとなりました。その後、順調に改善してきたものの、睡眠不足で再発、そして、また改善してきたものの、今度は原因不明の再発、そして改善、さらに、また再発しました(3回目、写真)。ジェットコースターのような経過に、ご本人は、相当落ち込まれていましたが、改善する治療であることを信じて、再び熱心に治療され、今度は、再発なく、順調に改善しています(写真)。改善しても、理由不明で、途中で治療を中断したりする患者さんもいる中、やはり、信じるもののみ救われるということになりました。IGF-1を増やす治療は、怪しい宗教ではないので、信じていただいて結構です。、