2025-02-17
40代の女性患者さんは、脱毛薬であるロラタジンを服用して、円形脱毛症を発症しました。皮膚科を受診して、効くはずもないエキシマライトや微量のセファランチンで治療され、やはり、効きませんでした。その後、当クリニックを受診され、IGF-1を増やす治療で改善していました(写真)。しかし、生え揃ってきて、油断して、週2~3回、カプサイシンの朝の飲み忘れが出てきて、せっかく黒くなった毛が、また、白くなりました(写真、青い円内)。さらに悪化すると、毛が抜けます。IGF-1を増やす治療以外では、絶対治らない自己免疫疾患である円形脱毛症、一生に一度の治るチャンスを生かしましょう。