2025-01-21
円形脱毛症は自己免疫疾患で、まず、発症する人の20~30%には、家族内で自己免疫疾患を起こした人が存在します(素因あり)。そして、そのようなヒトに、ストレスがかかり、脱毛する薬を飲まされ、さらに、新型コロナ感染や新型コロナ感染予防ワクチン接種などが加わると、重症の円形脱毛症が発症します。以下に示す病歴を持った40代の女性患者には、まさに、これらの円形脱毛症発症の要因がすべて組み込まれています。当然、汎発性脱毛になりました。しかし、IGF-1を増やす治療で、黒い産毛が生えてきました。文中の赤い文字で示したものが、円形脱毛症の発症・悪化要因です。まずは、お父様に自己免疫疾患である関節リウマチ(RA)があり、これも、新型コロナ感染予防ワクチンを接種して発症しています。この素因が、娘さんに遺伝し、妊娠のストレス、不眠、多くの脱毛薬、新型コロナ感染予防ワクチン、そして、新型コロナ感染、これだけ揃えば、全身の毛は抜けます。皮膚科の医者や内科の医者は、これらの要因を知りません。とても怖い、現代医療です。