2025-01-15
40代の女性患者さんは、当クリニックを受診する10年前に円形脱毛症を発症しました。原因は不明だそうです。皮膚科に行きましたが、ちょびっとのセファランチンでは、治るわけがありませんでした。全頭脱毛となり、ほぼあきらめかかておられたようですが、自然に毛が生えてきたそうです。しかし、昨年、自律神経が不安定になる5月に悪化しました。困り果てて、当クリニックを探されて、受診されて、IGF-1を増やす治療を開始すると、傷んだ毛が抜ける、毛の生え変わりを経て、治療2ヵ月後には、右側頭部に、白い毛と黒い毛が増えてきました(写真)。白い毛は、自己免疫による攻撃を受けないので、生えてきやすく、また、伸びるスピードも速いのですが、黒い毛も、生えてきているので、自己免疫そのものが、IGF-1で抑制されて改善しています。自己免疫疾患は、円形脱毛症に限らず、現代医学では、不治の病気です。勿論、皮膚科では、絶対に治りませんが、逆に、著明に悪化することがあるので、当クリニック院長の著書、”専門医が教える髪の増やし方”(オリーブの木出版)に述べられている、脱毛症を治すために、絶対に実行すべき5つのポイントには、皮膚科には行かないと書いています。まだ、お読みでない患者さんは、是非、お読み下さい。