2025-01-04
50代の男性型脱毛症の患者さんは、IGF-1を増やす治療を受けられており、徐々に改善していきました。しかし、急に効果が高くなったので、その理由をお尋ねすると、黒酢を飲み始めたということでした。確かに、黒酢を飲む3ヵ月前よりも、飲用後の3ヵ月後は、明らかな改善がみられました(写真、赤い円内)。酢は、知覚神経を刺激して、IGF-1を増やすので、その効果が出てきたということです。腸内細菌でも、乳酸菌よりも、酢酸も作れるビフィズス菌を増やす方が、健康効果は高いでしょう。ビオフェルミンでも、散剤は乳酸菌製剤ですが、錠剤はビフィズス菌製剤です。後者の方が、健康効果は高いでしょう。