2024-12-10
40代の女性患者さんは、ストレスと脱毛する目薬で、円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療が無効で、恐ろしいオルミエントを勧められて、当クリニックに逃げるように、受診されました。IGF-1を増やす治療を開始し、下肢にも円形の紅斑があったので、パンジェントジェルを塗ってもらいました。治療6ヵ月後には、脱毛も下肢の紅斑も改善しました(写真)。下肢の紅斑は、膠原病などに伴う、結節性紅斑の様で、IGF-1を増やす治療とジェルの塗布で、合併した自己免疫疾患である膠原病も改善したようです。この時に、患者さんから、以下の様なメールを頂きました。”ウィッグから後ろの髪が出てしまうので美容院に行って、裾をカットしました、それと白髪染めをしました。時々ウィッグを外して外出可能になりました。先生のおかげです。喜び一杯です。ありがとうございます。”もう少しで、治癒します。オルミエントを拒否されて, 正解でした。