2024-12-09
ヨーロッパ在住の10代の女性患者さんは、学校のトラブルと鎮痛剤を飲んで、円形脱毛症を発症しました。自己免疫疾患の家系でした。総合病院の皮膚科での治療は無効で、日本人のお母様が、ネットの検索で、当クリニックを見つけられて、まずは、遠隔診療でIGF-1を増やす治療を開始しました。全頭脱毛の状態でしたが(写真、治療前)、治療開始後、傷んだ毛が、新しい毛に生え変わり、毛髪0からのスタートとなりました。しかし、その後改善しました。途中、自己判断で、治療を弱くしたので、再発しました。そして、実来院されましたが、脱毛斑が数個発現していました。治療2年6ヵ月後には、小さな脱毛斑を2個のこして、写真に見られるようなきれいな、長い髪の毛が復活しました。自己免疫疾患である重症円形脱毛症は、世界中のどの病院でも治りません。IGF-1を増やす治療だけが、効果的です。