2024-12-02
70代の男性型脱毛症(AGA)の患者さんは、17年前に、当クリニック院長の治療を受けて改善していました。そして、2024年に、1年前から、薄毛が気になり始めたと来院されました。確かに、良くなっていた前頭部で脱毛が見られました(写真、治療前)。お話を聞くと、脱毛するビラノアを飲んだり、脱毛する湿布であるロキソニンテープやフェルビナク軟膏を塗っていました。すぐに、IGF-1を増やす治療を開始すると、治療5ヵ月後には、明らかな改善が認められ、治療前の写真と比べられて、このように言われました。AGAは、前立腺がんや糖尿病のリスクが高いので、IGF-1を増やす治療は、脱毛症のみならず、これらの病気のリスクをも下げていることになります。その辺りのAGAクリニックで出されるミノキシジルには、そんな効果はありません。ムダ毛と副作用のみです。