2024-11-02
50代の男性患者さんは、もう10年以上男性型脱毛症の治療を受けられていました。前頭部から後頭部まで、薄毛がありましたが、現在は、比較的良い状態を保っていました。円形脱毛症は、完治すると治療不要になりますが、、男性型脱毛症と女性型脱毛症は、治療を中止すると、また、元に戻っていきます。この患者さんは、治療途中に、毛の艶、太さ、色が良くなり(写真)、何か新しい習慣を始められましたかとお伺いすると、市販の酢のドリンク(写真)を、3週間前から、毎日飲み始めたそうです。酢は、胃腸の知覚神経の感度を良くするので、カプサイシン・イソフラボンなどの刺激に対する、知覚神経の感受性が上がります。そのために、IGF-1が増えやすくなります。酢のドリンクだけを飲んでも、効果は小さいでしょうが、カプサイシン・イソフラボンなどと一緒に飲むと、相乗効果が期待できます。試す価値は、あるでしょう。