2024-09-28
10代の女性患者さんは、学校でストレスがあった後、目の痒みに対してパタノール点眼液を使用して円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で効果があるはずもなく、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療で、パタノール点眼液で傷んだ毛が、大量に生え変わり、全頭脱毛からの治療開始となりました(写真、治療開始時)。その後、お母様と共に、粘り強く治療され、時間はかかりましたが、また、脱毛する前のきれいな髪の毛が蘇ってきました(写真)。パタノール点眼液さへ、この世になければ、そして、こんな対症療法剤など処方しなければ、こんな悲劇は生まれなかったでしょう。そして、脱毛症治療に、皮膚科は要らない!