2024-09-03
東北地方在住の10代の男性患者さんは、脱毛成分入りの小粒タウロミンという薬を飲んで、円形脱毛症を発症しました。わざわざ、東京の育毛サロンまで行きましたが、治るはずもなく、当クリニックに遠路来院され、IGF-1を増やす治療で治癒しました(写真)。その10年後に、原因は不明ですが、再発しました。そして、どこかの男性型脱毛症(AGA)クリニックに行かれたのでしょう、そこからなんと、AGA治療薬のデュタステリドとミノキシジルが処方されて、すなおに飲まれていましたが、治らず、当クリニックに再度の治療依頼がありました。AGAクリニックのお医者さんは、AGAしか治せません。円形脱毛症とAGAの区別がつかないのです(写真)。行かないようにしましょう。